茶の実との出会い


『無いという事実が有る』

 

私たちはお茶の仕事をしていく中で、お茶業界が抱える一つの大きな問題があることに気づきました。それは、全国に毎年増え続けている放棄茶畑のことです。放棄茶畑とは作り手の高齢化、後継者問題、経営問題などの様々な理由によって、茶葉の栽培をやめて手入れもされずに、ほったらかしになっている茶畑のことです。

 

この現状は利用されてい『無い』現実(事実)が有る姿です。これをなんとか有効活用できないかなと考えていました。同時に私たちには、一つの思いがありました。それは、お茶の新しい消費の仕方を世の中に提供したいという思いです。この一つの問題と、一つの思いを持ちながらお茶の仕事続けていた時に、お茶から油が作れることを知りました。そして、お茶の油はお茶の実から作れることが分かりました。

 

ほとんど知られていませんが、植物であるお茶は、綺麗な花が咲いて、子孫を残すために実(種子)を付けます。

 

現在のお茶の栽培では、なるべく花が咲かないように品種改良されています。その理由は、茶葉に栄養が行くようにするためです。花が咲いている茶畑は茶葉の質が悪いと評価されることも関係しています。また現在の茶の木の殖やし方としては、お茶の実から茶の木を育てることをしません。これは茶葉の評価と茶の木の成長が関係しており、ほとんどが、挿木という方法で茶の木を増やしていくのが一般的になっています。

 

このことより、茶の実は茶葉を作る上では必要『無い』現実があります。また、お茶の木を増やすことにも使われてい『無い』現実もあります。これらの『無い』という現実をよく見てみると、現在のお茶の消費の仕方をしていると利用され『無い』だけであることが分かります。それは、新しい利用価値が見出されていないだけの現実があるというです。

茶の奇跡


そんな中で、偶然か必然か、奇跡ような現実が有ります。それは、放棄茶畑には茶の実がたくさん付けるという現実です。手入れがされていないことで自然に茶の木が活き活きと成長し、その結果、放棄茶畑の茶の木には沢山の茶の実を付けていることが分かりました。

 

これこそ自然の恵みであり、自然のチカラだと思います。これには、茶の木の生命の力強さを感じずにはいられませんでした。利用されなくなった茶畑には、自然の力がたっぷりと詰まった茶の実がある。これらの現実に、TEA OIL(ティーオイル)いう新しい価値を付けることで、放棄茶畑が再利用され、茶の実からとれるオイルが肌の弱い人の悩みを解消してくれます。

 

茶の実には、美容と健康、体に良い効果のある成分をたくさん含んでいます。私たちは、茶の実との出会いを大切にしてお茶の持つ可能性を日本だけでなく世界の人々に伝え、体感してもらいたいと願っています。

 

茶の実を育てる人達、加工する人達、そして、使う人たち、それぞれ皆が、少しでもハッピーになってもらえるように私たちレティアは、最高のTEA OIL(ティーオイル)を提供して参ります。