周囲の変化

先日、有名な作家さんがツイッターで自身が受けた心ない仕打ちに対し

店名、場所などを公開して抗議をされていた。

 

ご存知の方もおられるでしょう。心ない仕打ちとは

電話にてお店を予約し来店したところ、その方は車イス(重量のある電動式)であった。

お店側は事前に連絡してもらえないと対応できないと入店を断られたそうである。

そのお店は2階にありエレベーターはないビル、お店のスタッフは他にお客さんがいて忙しく

対応は無理だと言われたそうで、なんとひどい仕打ちかと。。

ここまで聞いて、なんて冷たい対応だと。。。

事前に車イスであることを伝えない作家さんが悪いのか、

それとも入店を拒否したお店側が悪いのか、

僕は、作家さん、お店両方にも非があると感じるが一番罪であるのは、

周囲にいた人達であると僕は思う。

やり取りを見ていた人がいたはずである。(お店には他にお客さんがいた)

見て見ぬ行為、いつからか、さわらぬ神に祟りなしという風潮になったのか。。

人の優しさに漬け込む人がいるからか、恩を仇で返す人がいるからか

人が思いやり、他人の労を思う気持ちはどうすれば戻ってくるのか。

疑問は尽きない。。

 

湯浅 宏一